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Cat. No. / ID: 59203
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EpiTect Whole Bisulfitome Kit にはDNA ポリメラーゼ、バッファー、試薬が含まれ、Multiple Displacement Amplification(MDA)テクノロジーを利用して全Bisulfite 変換ゲノム(Bisulfitome)の増幅を実現します。EpiTect Whole Bisulfitome Kit は、EpiTect Bisulfite Kitsによる変換後のDNAの増幅専用に開発されました。EpiTect Whole Bisulfitome Kitは実証済みのREPLI-gテクノロジーを用いており、Bisulfite変換DNAの特殊なニーズ(Bisulfite変換によりDNA断片長が短くなり、ヌクレオチド組成が変化している)に対応し、変換された配列自体を維持したまま増幅します。EpiTect Whole Bisulfitome Kit によるDNA収量は反応あたり1 ~ 3 µgであり、わずか1 回のBisulfite反応で最高300 回のPCR解析が可能な十分な量が得られます。
サンプルが少量であるために、ゲノムDNA配列のメチル化解析が制限されることがあります。EpiTect Whole Bisulfitome Kit は、全Bisulfite変換ゲノム全体を配列のバイアスなく非常に均一に増幅します(図 " Bisulfite変換および全Bisulfitome増幅 (WBA) DNAのEpiTYPER® MALDI-TOF 解析")。この方法は、等温のMDA (Multiple Displacement Amplification) テクノロジーをベースにしています。 3'→5' エキソヌクレアーゼプルーフリーディング活性を持つユニークなDNA Polymeraseは、複製プロセスの間、非常に高い正確性を維持します。
EpiTect Whole Bisulfitome Kitは 実証済みのREPLI-gテクノロジーを用いて特別に開発され、Bisulfite変換DNAの特殊なニーズ(Bisulfite変換によりDNAフラグメントサイズがより小さく、ヌクレオチド組成が変化している)に対応し、変換された配列自体を維持したまま増幅します。ユニークな成分で構成されたDNA保護システムを含むEpiTect Plus Bisulfite Kitsとの組み合わせにより最高の結果が得られます。EpiTect Plus Bisulfite Kitsは、完全なシトシン変換に必要なDNA変性を効果的に行ない、Bisulfite変換反応時の高温かつ低pH条件により起こる過剰なDNA断片化を防ぎます。DNAの断片化を防ぐことにより、長いDNAフラグメントの増幅が可能です。EpiTect Whole Bisulfitome Kitは、一般的に1反応あたり収量1~3 μg のDNAを生成します。
反応セットアップは便利な一段階で、Bisulfite 変換テンプレートDNAを反応バッファーおよび REPLI-g DNA ポリメラーゼの混合液とインキュベートするだけです。ポリメラーゼを熱により不活化した後、増幅したDNAをすぐに解析に使用するか、または保存することができます(図 " WBA 操作手順")。
エピジェネティクス情報を得ることは生物学や医学研究における多くの分野(特に、腫瘍学や幹細胞研究、および発生生物学)にとって最も重要です。しかし、DNA メチル化における変化の解析は、サンプル(特に非常に限られた量のサンプル)から再現性のあるデータを得るための標準化された方法がないために非常に困難です。QIAGENが新しく紹介するEpiTect製品により、DNAサンプル採取、安定化、精製からBisulfite処理、リアルタイムPCRやエンドポイントPCR、メチル化解析、シークエンシングまで、標準化されたプレアナリティカル用製品および解析用製品を提供致します。(図 " エピジェネティクスにおける標準化されたワークフロー")。
従って、Bisulfite変換DNAが限られた量しかない場合でも、EpiTect Whole Bisulfitome Kitを使用すると必要なメチル化解析に十分なDNAを得ることができます。EpiTect Whole Bisulfitome Kitにより増幅したDNAは、1反応あたり10 ngの増幅DNA を使用するとして、100~ 300 回分のリアルタイムPCRアッセイ(例; EpiTect MethyLight PCR Kit 使用)、エンドポイントPCR(例; EpiTect MSP Kit 使用)などに使用できます。
Real-time PCR was used to measure the representation of four different loci in 10 ng bisulfite converted DNA, before (–WBA) and after (+WBA) amplification with the EpiTect Whole Bisulfitome Kit. DNA was first bisulfite converted using either the EpiTect Bisulfite Kit or a kit from supplier Z, and was then amplified; qPCR was performed using the QuantiTect SYBR® Green PCR Kit. In the EpiTect converted DNA, the four loci were represented similarly before and after amplification. Higher CT values for the DNA converted with the competitor’s bisulfite kit indicate higher DNA fragmentation prior to WBA. Following amplification, the relative representation of the four loci was increased and different, indicating lower whole bisulfitome amplification and unequal amplification.
Features | Specifications |
---|---|
Amplification | Whole bisulfite converted DNA |
Reaction time | 8h at 28°C |
Maximum input volume | 10 µl bisulfite converted DNA |
Starting amount of DNA | > 50 ng bisulfite converted DNA |
Applications | Methylation specific PCR |
Reaction volume | 40 µl |
Starting material | Epitect bisulfite converted DNA |
Technology | Multiple Displacement Amplification (MDA) |
Yield | 1-3 µg per reaction |