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RNeasy 96 QIAcube HT Kit (5)
Cat. No. / ID: 74171
For 480 preps: RNeasy 96 plates, RNase-free water, buffers
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キット付属品
RNeasy 96 QIAcube HT Kit
QIAcube HT Plasticware
RNeasy 96 QIAcube HT Kitは分子生物学的アプリケーション用であり、疾病の診断、予防、あるいは治療に使用することはできません。
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特徴
- 簡便で信頼できる自動化精製により費用と時間の節約が可能
- トータルRNAまたはmiRNAを含むトータルRNA分離のためのフレキシブルな操作
- 各種スタートサンプルおよび目的のサイズ分布 用プロトコール
- ダウンストリームアプリケーションに即使用可能な高品質RNA
- 少量のスタートサンプルで一定したRNA収量
製品詳細
RNeasy 96 QIAcube HT KitはQIAcube HTシステムを用いた動物およびヒトの細胞／組織サンプルからのトータルRNAまたはmiRNAを含むトータルRNAの簡便な自動化精製を実現します。便利な96ウェルフォーマットで、実績のあるRNeasyのシリカメンブレンテクノロジーを用いることにより、夾雑物および阻害物が除去されたダウンストリーム解析に即使用可能な高品質の病原体核酸が得られます。
パフォーマンス
96ウェルプレート内のウェル間で有意な変動のない、直線性のあるサンプル回収を実現します（図 トータルRNAの直線性のある回収 および 再現性ある96ウェルでのRNA精製）。
この経済的で使いやすいシステムにより、信頼性の高い他のQIAGEN精製テクノロジーと同様の結果が得られます（図 組織からRNAの自動精製）。QIAxcel Advancedシステムを用いて行なった、QIAcube HTで精製されたサンプルの解析は、高いRNA Integrity Score（RIS）を示し、他のQIAGENの自動化ソリューションと同等の結果を示します（図 組織から精製した高品質なRNA）。
RNeasy 96 QIAcube HT Kitは少量のスタートサンプルから一定の収量を実現します（表 RNeasy 96 QIAcube HT Kitを用いた細胞からの代表的な トータルRNA収量）。
この経済的で使いやすいシステムにより、信頼性の高い他のQIAGEN精製テクノロジーと同様の結果が得られます（図 組織からRNAの自動精製）。QIAxcel Advancedシステムを用いて行なった、QIAcube HTで精製されたサンプルの解析は、高いRNA Integrity Score（RIS）を示し、他のQIAGENの自動化ソリューションと同等の結果を示します（図 組織から精製した高品質なRNA）。
RNeasy 96 QIAcube HT Kitは少量のスタートサンプルから一定の収量を実現します（表 RNeasy 96 QIAcube HT Kitを用いた細胞からの代表的な トータルRNA収量）。
| 細胞株 | 由来 | RNA の収量 (µg per 105 cells)* |
|---|---|---|
| HeLa | ヒト子宮頸がん | 1.6 |
| LMH | トリ肝がん | 1.3 |
| COS-7 | サルの腎臓（SV-40形質転換） | 3.1 |
| Huh7 | ヒト肝がん | 2.0 |
| Jurkat | ヒトT細胞白血病 | 1.4 |
| K-562 | 急性転化ヒト慢性骨髄性白血病 | 1.9 |
図参照
原理
RNeasy 96 QIAcube HT KitはQIAcube HT装置上で5 x 105の動物／ヒト細胞、または40 mg以下の組織からのトータルRNAまたはmiRNAを含むトータルRNAの自動化精製を実現します。スタートマテリアルおよび精製RNAのサイズ分布によって、6つのプロトコールからお選びいただけます。細胞サンプルはRNeasy 96 QIAcube HT Kitと専用のキットプロトコールを用いてすぐに精製することができます。組織サンプル（40 mg以下）およびsmall RNAの精製用サンプルは、QIAzol Lysis Reagentでサンプル溶解後に処理されます。この操作で得られた高品質RNAはダウンストリームアプリケーションでも良好な結果を示します。
RNeasy 96 QIAcube HT Kitはシリカベースのメンブレンへの選択的結合特性と96ウェルフォーマットでのハイスループット処理を組み合わせ、QIAcube HT装置上で24～96サンプルの同時完全自動化用にデザインされています。
RNeasy 96 QIAcube HT Kitはシリカベースのメンブレンへの選択的結合特性と96ウェルフォーマットでのハイスループット処理を組み合わせ、QIAcube HT装置上で24～96サンプルの同時完全自動化用にデザインされています。
| 仕様 | 概要 |
|---|---|
| サンプル数 | 24～96サンプル（8サンプル単位で処理） |
| スタートサンプル量 | 140 μl のBuffer RLTでホモジナイズされた細胞、最大5 x 105 |
| 溶出量 | 110 μl |
| 所要時間 | 約93 または114* 分で96サンプル 約54 または73* 分で24サンプル |
| 仕様 | 概要 |
|---|---|
| サンプル数 | 24～96サンプル（8サンプル単位で処理） |
| スタートサンプル量 | 750 μlのQIAzol Lysis Reagent中でホモジナイズした、40 mgの凍結組織または20 mgの固定化された組織から得られた350 μlの水相 |
| 溶出量 | 110 μl |
| 所要時間 | 約73 または93* 分で96サンプル 約34 または54* 分で24サンプル |
| 仕様 | 概要 |
|---|---|
| サンプル数 | 24～96サンプル（8サンプル単位で処理） |
| スタートサンプル量 | 750 μlのQIAzol Lysis Reagent中でホモジナイズした、40 mgの凍結組織または20 mgの固定化された組織から得られた350 μlの水相 |
| 溶出量 | 110 μl |
| 所要時間 | 約78分で96サンプル 約38分で24サンプル |
操作手順
マニュアル操作で行なう細胞の溶解は、グアニジンチオシアネートを含む非常に強い変性条件によりRNaseが直ちに不活性化され、インタクトなRNAの精製を実現します。ランがスタートすると、適切な結合条件にするためにライセートにエタノールが添加され、サンプルはRNeasy 96 plateの各ウェルにアプライされます。トータルRNAは結合し、夾雑物は効果的に洗浄除去されます。RNaseフリー水を用いて少量で溶出された高品質RNAはどのようなダウンストリームアプリケーションにも即使用可能です。
動物またはヒト細胞からのトータルRNAの自動化精製では200ヌクレオチド以上の全てのRNA分子が精製されます。ほとんどの200ヌクレオチド未満のRNA（トータルRNAの15～20 ％を占める5.8S rRNA、5S rRNA、tRNAなど）は選択的に排除されるので、mRNAが高濃度で得られます。精製したRNAのサイズ分布は、small RNAが効率的に沈殿しないCsCl密度勾配遠心法に匹敵します。
組織からのトータルRNA精製、または細胞および組織からのsmall RNAを含むトータルRNAの精製には溶解バッファーとしてQIAzol Lysis Reagentのご使用をお勧めします。操作手順の詳細についてはキットのハンドブックをご覧ください。
動物またはヒト細胞からのトータルRNAの自動化精製では200ヌクレオチド以上の全てのRNA分子が精製されます。ほとんどの200ヌクレオチド未満のRNA（トータルRNAの15～20 ％を占める5.8S rRNA、5S rRNA、tRNAなど）は選択的に排除されるので、mRNAが高濃度で得られます。精製したRNAのサイズ分布は、small RNAが効率的に沈殿しないCsCl密度勾配遠心法に匹敵します。
組織からのトータルRNA精製、または細胞および組織からのsmall RNAを含むトータルRNAの精製には溶解バッファーとしてQIAzol Lysis Reagentのご使用をお勧めします。操作手順の詳細についてはキットのハンドブックをご覧ください。
アプリケーション
RNeasy 96 QIAcube HT Kitは、ドラッグスクリーニングおよび基礎研究分野などでの研究に使用できる、効果的でハイスループットのRNA精製を提供します。精製されたRNAは以下のようなダウンストリームアプリケーションに使用可能です。
- RT-PCR およびqRT-PCR
- ディファレンシャルディスプレイ
- cDNA合成
- ノーザン、ドット、スロットブロット解析
- プライマーエクステンション
- Poly A+ RNA 調製
- RNaseおよびS1 nuclease protection
裏付けデータと数値
Automated purification of RNA from tissues.
RNA was isolated from 10 mg of various rat tissues stabilized in RNAlater RNA Stabilization Reagent. RNA was purified using QIAzol Lysis Reagent and the QIAcube HT, BioRobot Universal System, or QIAcube. Purified RNA was analyzed by qRT-PCR for pgk1 mRNA using the QuantiFast Probe RT-PCR Kit. CT values indicate similar performance of RNA extracted with the different purification platforms.
リソース
プロトコール (12)
MSDS (1)
テクニカルインフォメーション (2)
クイックスタートプロトコール (4)
キットハンドブック (2)
機器ユーザーマニュアル (1)
Safety Data Sheets (1)
Certificates of Analysis (1)
FAQ
Can I run the QIAcube HT with the QIAxtractor software or vice versa?
For what batch size is the QIAcube HT Plasticware designed?
Can I upgrade a Corbett CAS-1820 to a QIAcube HT?
What file is required for reporting a QIAcube HT or QIAxtractor issue?
I am getting vacuum errors on my QIAcube HT. What should I do?
1. Check the vacuum tubing to make sure it is not pinched or obstructed in some way. Sometimes the tubing can become pinched against the bench top when the vacuum station is placed too far from the instrument.
2. Make sure that the channeling adapter is properly placed. Check if the carriage is moving the plate completely from the waste chamber position to the elution chamber position. If the calibration seems incorrect, the instrument may need to be re-taught at this position.
3. When using less than a full plate, make sure all the unused columns are covered with an adhesive seal.
Also, make sure each column of 8 samples is full. When processing a number of samples that results in < 8 samples per column, use water as a substitute in the empty positions until the column is filled. This ensures even vacuum across all unsealed well positions.
4. Make sure correct plates are used for the selected protocol.
5. When the vacuum is on, please listen for any hissing noise from the tubing that is coming down to the waste container. This could indicate leaks in the tubing.
If the issue persists, please contact QIAGEN Technical Service.
FAQ ID -9106
What do I do if the QIAcube HT or QIAxtractor software runs in virtual mode while the instrument is connected to the computer?