EZ2 Connect

• DNA/RNA またはその両方を同時に1-24サンプルから精製
• 充填済み試薬カートリッジで再現性と利便性を向上
• 機器内部の加熱処理と試薬ピペッティングにより前処理の労力を軽減
• 最大8mlのサンプルから微量な核酸を回収する高感度精製を実現
• 複数のネットワーク(QIAsphere 接続等)方法により、ラボの外でも機器の状態を確認可能

EZ2 Connectは、充填済みカートリッジベースの自動化してワークフローで、最大24サンプルを同時に処理します。密封されたカートリッジからの試薬の吸引と分注、インキュベーションのためのサンプル加熱、ビーズ、バッファー、さらには酵素のピペッティングを自動的に行い、従来は自動化できなかった多くの前処理ステップを自動化できます。直感的なタッチスクリーンインターフェイスにより、機器を使い始めたばかりの方でも簡単に操作できます。また、リモート接続機能により、ラボの外部からでも稼働を監視し機器を管理できます。

FFPEサンプル、リキッドバイオプシー、微量サンプル、細胞、組織、全血、など様々な性質や量のサンプルに対して、その性状に最適化されたプログラム済みプロトコールとEZ2 Connect Kitをご用意しています。EZ2 Connectではラボのスループット、再現性、柔軟性についてのさまざまなニーズを満たします。

法医学でご使用ですか？その場合は、EZ2 Connect Fxの法医学機能をご確認ください。

EZ2 Connectは、さまざまなサンプルタイプからの核酸抽出を完全に自動化することで、研究室において、これまでにない水準の柔軟性と利便性を実現するための手助けをいたします。

EZ2 Connectの充填済み試薬カートリッジシステムに置き換えることで、手動ピペッティングステップを大幅に削減し、実験の速度と再現性を向上させます。短時間で24サンプルを同時に処理することで、ラボのスループットを大幅に向上させます。

EZ2 Connectは外部からの装置へのアクセスを可能にするQIAsphereにも対応しているので、タブレットまたはスマートフォンにQIAsphereアプリをインストールするか、ラップトップまたはデスクトップPCのブラウザーからQIAsphereウェブアプリにアクセスすることで、稼働状況をモニターし、遠隔管理できます。

EZ2 Connectは、ピアシングメカニズムを使用して密封された充填済み試薬カートリッジを開封します。次に、24チャンネルのピペッターヘッドを用いて、サンプルと試薬を吸引し、分注します。ワークフロー中（溶解中など）に加熱が必要な場合は、機器内部の加熱システムが液体の温度を制御します。核酸の結合、洗浄、溶出はすべて、チップ内で磁性ビーズを用いた吸着・分離技術で自動的に行われます（参照： 拡張された自動化機能）。

タッチスクリーンディスプレイに操作が図解入りで表示されます。それに従って消耗品とサンプルをEZ2 Connectワークテーブルに設置し、あらかじめ機器にインストールしたプロトコールを選択してランを開始します。ラン中、機器は核酸を自動的に溶解、洗浄、結合、溶出します。ランが終了するとQIAsphereアプリによりランが完了したことを通知します。ユーザーは機器のところに戻って精製した核酸を回収する事ができます（参照： DNAとRNAを分離する3つの簡単なステップ）。

EZ2 Connectと適切なQIAGENキットを使用して精製した核酸は、PCR、dPCR、NGSなどのダウンストリームアッセイでの高感度分析検出に使用できます（参照： 1つの機器で多数のアプリケーション）。

EZ2 Connectは、EZ1 Kit、EZ1＆2 Kit、EZ2 Kitを使用できます。