Cignal Reporter Controls
Cignal Reporter Assayを用いた際のコントロール実験
Cignal Reporter Assayを用いた際のコントロール実験
Cat. No. / ID: 336881
Cignal Reporter Assayは、 ダウンストリームの転写因子活性を測定することにより、シグナルパスウェイの活性を迅速かつ高感度で定量的に測定します。Cignal Reporter Assayを用いて実験を実施する際に、適切なコントロールが実験計画の重要な要素になります。これにより、レポーターアッセイ結果を正確に分析することができ、観察された応答の特異性の確信が得られます。
Cignal Reporter Controlはトランスフェクションが即可能な調製済みコンストラクトです。ポジティブおよびネガティブコントロールは、デュアルルシフェラーゼおよびGFPレポーター用が入手可能です。
次のコントロールが入手可能です。
コントロール | 概要 |
---|---|
Positive Control Assay(GFP) | GFP遺伝子を恒常的に発現。GFP(green fluorescent protein)を用いて導入効率の測定や導入条件の至適化が容易 |
Negative Control Assay(GFP) | 非誘導性、最小プロモーターで発現するGFP遺伝子。バックグランドのGFP蛍光を測定し、処理効果の特異性を確立 |
Positive Control Assay(luc) | 恒常的発現GFP、恒常的発現ホタルルシフェラーゼ、恒常的発現ウミシイタケルシフェラーゼのコンストラクトが40:1:1で混和。導入効率を測定し、ホタルルシフェラーゼアッセイのポジティブコントロールとして機能 |
Negative Control Assay(luc) | 非誘導性ホタルルシフェラーゼコンストラクトと恒常的発現ウミシイタケルシフェラーゼコンストラクトが40:1で混和。処理効果の特異性を確立 |
Cignal Lenti Reporter Control Assayはウイルス力価を測定済みの、即導入が可能なレンチウイルス粒子で、導入条件の至適化に使用します。標準プロトコールを用いてCignal Lenti Reporter Control Assayを選択細胞に導入し、レポーター導入細胞と同様に、コントロールを導入した細胞を処理します。
Cignal Reporter Assayを用いて実験を行なう際に、Cignal Reporter Controlは実験計画の重要なエレメントになります。以下のような多様なツールとして機能します: