DNeasy mericon Food Kit

食物や加工食品からの高品質なDNAの抽出

S_2175_RPA_mericon_small

✓ オンライン注文による24時間年中無休の自動処理システム

✓ 知識豊富で専門的な製品&テクニカルサポート

✓ 迅速で信頼性の高い(再)注文

DNeasy mericon Food Kit (50)

Cat. No. / ID:   69514

50 QIAquick Spin Columns, Proteinase K, buffers
₩254,000.00
ログイン アカウントの価格を確認するには
The DNeasy mericon Food Kit is intended for molecular biology applications in food, animal feed, and pharmaceutical product testing. This product is not intended for the diagnosis, prevention, or treatment of a disease.

✓ オンライン注文による24時間年中無休の自動処理システム

✓ 知識豊富で専門的な製品&テクニカルサポート

✓ 迅速で信頼性の高い(再)注文

特徴

  • 改良したCTAB手法により、より迅速な食品サンプル処理を実現
  • 加工食品から断片化されたDNAでさえも効率的に抽出
  • 複雑な食品マトリックスからでもPCR阻害物質のキャリーオーバーがない
  • 高度に加工された食品用プロトコール

製品詳細

DNeasy mericon Food Kitは、様々な食物や加工食品から高品質な核酸の抽出ができるようデザインされています。これらの複雑な食品マトリックスにつきもののPCR阻害物質のキャリーオーバーを最小限に抑えることができます。本キットは病原体、GMOの遺伝子検出や原材料解析のアッセイ用キットも含む包括的なQIAGENの食品安全性試験ポートフォリオの一部です。

パフォーマンス

食品は製造中に、熱、放射線照射、高圧、pHの変動にさらされるため、DNAの分解や断片化が引き起こされます。 DNeasy mericon Food Kitの最適化されたケミストリーは、短いDNA断片(最小限100bpまで)を回収するように開発されており、著しく断片化したDNAでも、効率的に分離してPCRで確実に増幅できます。これらの特徴により、DNeasy mericon Food Kitを用いた抽出は、あらゆるスタートサンプルに適用可能な方法であり、強度の阻害物質を含む食品、加工度が高い食品、脂肪性食品、酸性食品、DNAが高濃度または低濃度の食品に対しても、最適で信頼性の高い結果を提供します(図 "高いDNA収量と阻害物質の最小限なキャリーオーバー" および"阻害物質に対する高い抵抗性")。これに加え、異なる食品種に応じて溶解条件を最適化する行程も必要無くなります。

原理

DNeasy mericon Food Kitは、細胞内の核酸全体を抽出する臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム(CTAB)を改良した方法を用いています。

非イオン性界面活性剤であるCTAB法は、様々なタイプの組織から細胞内の核酸全体を効率的に抽出するため、広く使用されています。塩の条件に応じてCTABは、細胞の核酸と複合体を形成したり(低塩条件下)、多糖類、タンパク質や植物代謝物などの細胞の阻害物質と複合体を形成します(食品溶解バッファーで見られるような高塩条件下)。

従来のCTABプロトコールよりも少ないワークフローで、最大30サンプルを2.5時間で処理することができます(図"効率的で迅速なDNA抽出")。本キットを用いたDNA精製では、高い収量と効率性が実証されています。

操作手順

DNeasy mericon Food Kitの最適化されたプロトコールは、最初にProteinase Kと組み合わせたCTAB法を用いて組織を十分に溶解し、その後、細胞や食品由来の阻害物を同時に沈降しながらタンパク質を沈殿させます。

阻害物質は遠心により沈殿され、抽出したDNAは溶液中に残ります。その後のクロロホルム抽出で、沈殿していない残りのCTAB-タンパク質、CTAB-破片、またCTAB-多糖類複合体は有機クロロホルム相に抽出され、その他の親油性阻害物質と共に除去されます。DNAを含んだ水相と減少した阻害物質はさらに処理されます。この水相にbinding bufferを混ぜ(結合条件を調整)、QIAquick Spin Columnへ移します。得られたDNAはmericonリアルタイムPCRアッセイに即使用できま。

アプリケーション

DNeasy mericon Food Kitは様々な食品や加工食品からDNA精製を迅速に(最大30サンプルを2.5時間で抽出)、また複雑な食品につきもののPCR阻害物質のキャリーオーバーを最小限に抑えられるよう設計されています。

裏付けデータと数値

リソース

キットハンドブック (1)
Safety Data Sheets (1)
Certificates of Analysis (1)

FAQ

Why is my 260/280 ratio low after using the DNeasy mericon Food Kit?
With complex food samples, a classical evaluation of DNA purity and protein content by A260/A280 ratio is not a significant criterion. Due to inevitable traces of food matrix in the sample background, a spectroscopic evaluation of DNA or protein absorptions is highly unreliable, and we have found that there is not a correlation between 260/280 and 260/230 ratios and PCR performance. Even DNA with Low 260/280 and 260/230 can produce good PCR results.

FAQ ID - 3349
Does salt concentration in the food matter when using the DNeasy mericon Food Kit?
We have not observed any effect of NaCl concentration in the food on the effectiveness of the DNeasy mericon Food Kit.
FAQ ID - 3346
CAn I use milk or other liquids with the DNeasy mericon Food kit? What volume would I use?
Liquids can be used. Use 2 ml (for 2 g protocol) or 200 ul (for 200 mg protocol) and mix it with the Food Lysis Buffer and Proteinase K solution as in the normal protocol.
FAQ ID - 3350
Why does the DNeasy mericon Food Kit use a QIAquick column and Buffer PB rather than a DNeasy column and Buffer AL, which might be expected since the kit isolates genomic DNA?
During kit development, we determined that with the chemistry used in the kit and the tested sample material, the QIAquick column together with the buffer PB had the best performance.
FAQ ID - 3347