QIAprep Spin Miniprep Columns

最大20 μgの分子生物学グレードのプラスミドDNA精製用

✓ オンライン注文による24時間年中無休の自動処理システム

✓ 知識豊富で専門的な製品&テクニカルサポート

✓ 迅速で信頼性の高い(再)注文

QIAprep 2.0 Spin Miniprep Columns (100スピンカラム)

Cat. No. / ID:   27115

高純度プラスミドミニプレップ用
QIAprep Spin Miniprep Columnsは分子生物学的アプリケーション用であり、疾病の診断、予防、あるいは治療に使用することはできません。

✓ オンライン注文による24時間年中無休の自動処理システム

✓ 知識豊富で専門的な製品&テクニカルサポート

✓ 迅速で信頼性の高い(再)注文

特徴

  • すぐに使用できるプラスミドDNAを数分で
  • 分子生物学グレードのプラスミドDNAの再現性ある収量
  • 高コピーおよび低コピーベクター用の単一プロトコール

製品詳細

QIAprep Spin Miniprep Kitは、最大20 μgの高純度プラスミドまたはコスミドDNAを分離できるように設計されており、蛍光および放射性シークエンシングやクローニングなどのルーチン分子生物学アプリケーションに使用できます。

QIAprep Spin Miniprep standard protocolsは、GilsonのTRACKMAN Connected systemとPIPETMAN M Connected pipettesを使用して実行することもできます。詳しくはこちら。

パフォーマンス

QIAprep Spin Miniprep Kitは、分子生物学グレードのプラスミドDNAまたはコスミドDNAを 最大20 μgまで精製し、PCR、シークエンシング、クローニングなどのルーチン分子生物学アプリケーションに使用できます。汎用性の高いQIAprep spin columnsは、マイクロ遠心機または、真空マニホールド、QIAcube のいずれでも使用できます(図「QIAprep Spin Column handling options Aと、  B C」参照)。真空手順により、取り扱いが簡略化し、サンプル処理が迅速に行えます。QIAprep spin columnsは、QIAvac 24 Plus またはルアーコネクター付きの他の市販のマニホールドを使用して真空処理できます。今では、QIAprep Spin Miniprep Kitを、 QIAcubeで完全に自動化できます。

 

QIAprep Spin Miniprep Kitの仕様
フォーマット: Spin columns
精製モジュール: QIAprep spin columns
スループット: 1~24サンプル
調製時間: 24ミニプレップを30分で
必要な装置: マイクロ遠心機または真空マニホールド。QIAcubeを使用して完全に自動化が可能
Lysate除去: 遠心分離
カラムリザーバーの容量: 800 µl
最小溶出バッファー量: 50 µl
高コピープラスミドの培養液量: 1~5 ml
低コピープラスミド/コスミドの培養液量: 1~10 ml

精製したDNAは、制限消化に使用できます(図「 さまざまな制限酵素による完全消化」参照)。 

図参照

原理

QIAprep spin columnsには、高濃度カオトロピック塩存在下で最大20 μgのDNAを結合し、少量の低塩バッファーで溶出が可能な独自のシリカメンブレンが含まれています。QIAprepメンブレン技術により、時間のかかるフェノール-クロロホルム抽出やアルコール沈殿、樹脂の緩みやスラリーによる問題や不都合が解消します。QIAprep spin columnsから溶出される高純度プラスミドDNAは、沈殿、濃縮、脱塩の必要がなく、すぐに使用できます。

操作手順

QIAprep Kitsを使用するプラスミド精製は、シンプルな結合-洗浄-溶出手順で行われます(フローチャート「 The QIAprep procedure」参照)。まず、細菌培養物を溶解し、溶解物を遠心分離によって除去します。次に、除去した溶解物をQIAprep moduleに適用し、プラスミドDNAをシリカメンブレンに吸着させます。不純物が洗い流され、純粋なDNAが少量の溶出バッファーまたは水に溶出します。

Escherichia coliからのプラスミド精製に加えて、QIAprep Kitsは、Saccharomyces cerevisiaeと、Bacillus subtilisAgrobacterium tumefaciensからのプラスミドDNA製にも使用できます。このようなアプリケーションのプロトコールについては、QIAGENテクニカルサービスまたは最寄りの代理店にお問い合わせください。

図参照

アプリケーション

QIAprep Miniprep Kitsは、以下のようなほとんどのアプリケーションに適した再現性のある収量の高純度DNAを提供します。

  • PCR
  • 制限酵素消化
  • ライゲーションと形質転換
  • シークエンシング
  • スクリーニング
GilsonのTRACKMAN Connectedシステムに対応

QIAGENは、QIAprep Spin MiniprepプロトコールをTRACKMAN Connectedシステムにプログラムし、Gilsonが販売するBluetooth対応PIPETMAN M Connectedピペットを制御します。

TRACKMAN Connectedは、ピペット設定を自動的に調整しながら、QIAprep Spin Miniprepプロトコールを通じて研究者をガイドします。システムが包括的な実行レポートを作成するので、プロトコール実行の各ステップが記録され、レポート作成が迅速化します。

裏付けデータと数値

Specifications

FeaturesSpecifications
Applications蛍光および放射性シークエンシング(キャピラリーシークエンシングを含む)、ライゲーション、クローニング、形質転換など。
Samples per run (throughput)1回のランで1~24サンプル
Elution volume50 μl(最小)
Processing手動(真空または遠心分離)
Yield<20 μg
Plasmid type高コピー、低コピー、コスミドDNA
Time per run or prep per run<30分
Technologyシリカテクノロジー
Culture volume/starting material培養液量1 ~10 ml

リソース

Application Notes (1)
アプリケーション/プロトコール (1)
For purification of up to 30 μg plasmid DNA
Supplementary Protocols (1)
Safety Data Sheets (1)
Certificates of Analysis (1)
Application/Protocol Documents (1)
For purification of up to 30 μg plasmid DNA